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市民の安心・安全を守る市の取り組み

ページID:0067205 更新日:2025年6月16日更新 印刷ページ表示

市民の安心・安全を守る市の取り組みの画像

市民の安心・安全を守る市の取り組み

集中豪雨や台風による土砂崩れや道路の冠水、河川の氾濫などの災害が、全国で毎年発生しています。こうした自然災害から市民を守るため、今年度も市内をくまなく点検する危険箇所総点検を実施。昨年度に引き続き、市内の小学生に防災学習を実施しました。さらに、自力で避難することができない人を対象に公用車やバスを使って手助けする取り組みなども行っています。
今回は、市が行う災害に備える取り組みについて取材してきました。

取り組み1 危険箇所総点検

平成26年度から実施している「危険箇所総点検」。集中豪雨や台風などに備え、あらかじめ市内をくまなく点検し、必要な対策を講じるものです。
今年度は、5月20日から2か月をかけて、河川や傾斜地などの水害・土砂災害の恐れがある危険箇所の他、小・中学校をはじめとする指定避難所周辺の危険箇所を点検。職員延べ1,788人を動員し、土砂崩れの痕跡や地面のひび割れ、のり面の侵食などがないか、1,761か所を確認します。
5月20日には、一貫堀川の点検の様子を富岡賢治市長と地元の区長が視察。点検の結果、危険性が高い箇所については、早急に対応を行っていきます。

点検の様子

点検の様子(護岸ブロックの背面が空洞化していないかハンマーによる打音検査をしている様子。水路に破損がないか、土砂が堆積していないか等を確認している様子。土砂の堆積状況や、河床が削れていないか等を確認している様子。陥没等の異常がないか等を確認している様子。)

南大類町の区長さんに聞きました

南大類町区長の角田芳昭さん「市の職員の方が川に入り丁寧に点検している様子を見て、とてもありがたいと感じました。このような細やかな配慮が、安心・安全な地域づくりに結びついていくと思います。」

富岡賢治市長のコメントをどうぞ

点検を実施している職員にいろいろ聞いてみましょう。作業中にすみません。どんな思いで危険箇所総点検を実施していますか?

職員回答「安心できるはずの家や何気なく通る道路も、災害時には、浸水や土砂崩れなどの危険が潜んでいる場合があります。何気ない日常を守るため、小さな異変を見逃さないよう丁寧な点検を心掛けています。」

大変だと思うことは?

職員回答「河川や急傾斜地など、市内の危険箇所をくまなく点検しています。その数は総計で1,761箇所に上ります。業務が多くて大変なのですが、点検中に市民の方から「ありがとう」のお声を頂くととても励みになります。」

現場で苦労していることはありますか?

河川や急傾斜地など、一般の人が立ち入らない場所での点検作業が多くあります。夏場の暑い中、熱中症やけがをしないよう十分に注意をして作業をしています。

職員のみなさん、回答ありがとうございました。お仕事中にすみませんでした。

取り組み2 小学生を対象とした防災学習

今年度は、危険箇所総点検と併せて、大類小学校の5年生を対象とした防災学習を行いました。職員が解説しながら、河川点検の見学や点検中のドローン映像の確認などを実施。定期的に傾斜地や河川を点検することの必要性を説明しました。

職員が点検する様子などをYouTubeで発信

河川・急傾斜地の点検の様子や、ドローンを活用した点検の様子などを市のYouTube公式チャンネルで公開。若い世代にも危険箇所の点検をより身近に感じてもらい、防災への関心や意識を高めるきっかけをつくります。

防災学習の様子

防災学習の様子(職員の話を真剣に聞く子どもたち、ドローンを活用した点検の様子、ドローンでの点検を見守る子どもたち)

防災学習に参加した児童に聞きました

防災学習に参加した児童「今日防災の勉強をして、いざという時の避難場所を家族と確認しておきたいと思いました。」

防災学習に参加した児童「印象に残ったことは、ドローンで危ないところの様子が見られるということです。災害に備えて何をしたらいいか、身近なところから考えていきたいです。」

取り組み3 公用車やバスで避難を手助け

​避難が必要になった時、自力で避難することができない人は「高崎市の災害専用電話」に連絡してください。公用車やバスが迎えに行きます。本人でなくても、手助けが必要な人が周囲にいる場合は電話してください。
詳しくは、「もしものときの災害専用電話番号」ページを確認してください。

自力で避難することができない人は高崎市の災害専用電話 TEL027-321-5000

電話を受けている職員の様子

以上、現場からお送りしました。

問い合わせ先

防災安全1課 電話027-321-1352

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