本文
日本画大辞典/高崎市タワー美術館
日本画大辞典
日本画は岩絵具を使って和紙や絹に描かれますが、画材の他にもさまざまな特徴があり、画題の意味や技法について知ることで、より深く楽しく味わうことができます。イタボガキを原料とする白色系顔料の「胡粉(ごふん)」や細い線描きに適した「面相(めんそう)筆」などの画材を作品とともに見ると、制作の様子がイメージされ、また床の間に掛けて鑑賞する「軸」や、横に長い絵画を巻いた「絵巻物」などの形態に注目すると、コンパクトに収納する機能性を感じることができるでしょう。
本展覧会では、日本画を読み解くキーワードを50音順に並べて収蔵作品を展示しますので、辞書をみるように気になる作品から自由にご鑑賞ください。日本画の奥深い世界を気軽に楽しみながら、画題や技法、表装やモチーフなどについて理解を深めていただきます。
会期
2025年2月1日(土曜日)~2025年3月16日(日曜日)
開館時間
午前10時~午後6時
金曜日のみ午前10時~午後8時
(入館はいずれも閉館30分前まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)、祝日の翌日
- 会期中の休館日/2月3日・10日・12日・17日・25日、3月3日・10日
観覧料
一般:200円(160円)、大学・高校生:160円(100円)
- ( )内は20名以上の団体割引料金です。
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方、および付き添いの方1名は無料となります。※受付で手帳または障害者手帳アプリ「ミライロID」をご提示ください。
- 65歳以上の方、中学生以下は無料となります。※受付で、身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証、保険証、学生証等)をご提示ください。
- インターネット割引券をご提示の方は2名様まで団体割引料金でご覧いただけます。
インターネット割引券
主催・会場
高崎市タワー美術館(〒370-0841 高崎市栄町3-23 電話:027-330-3773)
関連事業
学芸員による作品解説会
- 日時|
2月1日(土曜日)、2月23日(日曜日・祝日)、3月5日(水曜日)、3月15日(土曜日) 午後2時~
2月14日(金曜日) 午後6時~ - 参加費:無料(要観覧料)
- 申込:不要
※状況によって中止となる場合がありますので、ホームページ等をご確認のうえ、ご参加ください。
チラシ・出品リスト
「日本画大辞典」 出品リスト [PDFファイル/192KB]
主な展示作品
1
2
3
4
5
6
7
8
9
1.伊藤髟耳《お雛さま》 1988年 寄託作品
2.橋本関雪《霜樹栗鼠》1935年 寄託作品
3.土田麦僊《冨貴草》 寄託作品
4.小林古径《山百合》1933年頃
5.福田平八郎《双鶴》1966年
6.上村松園《小町の図》1929~30年頃 寄託作品
7.鏑木清方《文の使》1915年 (c)Kiyoo Nemoto 2024/JAA2400191
8.小室翠雲《奇花異鳥図(右隻)》1932年 寄託作品
9.牧進《小草の苑》1997年