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若田浄水場は高崎市若田町にあり、市内最大規模の日量約35,000立方メートルの水を送り出しています。
高崎市上里見町の春日堰から取り入れた烏川の水を、延長6.5キロの導水管で浄水場へ運び、約20時間をかけてきれいな水にしています。
この浄水場の特色は、地形の高低差を利用した自然流下方式を採用しているため、ポンプの力で水を送り出す動力費がほとんどかからず、生産コストがたいへん安いことにあります。また、薬品を使わずゆっくりとした速度でろ過をする緩速ろ過方式を採用しているため、非常に良質の水が得られるのも特色の一つです。
平成15年4月1日から高崎市浄水場集中監視システムの運用が始まり、市の水道施設の一括管理を行う広域監視センターが設置されています。
高崎市若田町309-2
電話:027-343-2904
昭和39年
表流水(利根川水系烏川)
緩速ろ過方式
38,950立方メートル/日
自然流下方式