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宅地内の漏水は、老朽化した給水管の接合部分などで多く発生いたします。水道の使い方は変わらないのに、前回の検針に比べて急に水道の使用水量が増えたときは漏水のおそれがあります。
宅地内の蛇口をすべて閉めた状態で下記の写真で示すメーター内のパイロットが回っていると、宅地内で漏水をしております。
宅地内での漏水は、修理費用や漏水による水道料金もお客様の負担になります。宅地内の漏水、調査、修繕はすべて指定給水装置工事事業者が扱っていますので、お客さまからご依頼してください。水道メーターボックスの蓋の裏に、ご自宅の水道工事を施工した指定給水装置工事事業者名が表示してある場合があります。漏水を指定給水装置工事事業者が修理したときは、その証明によって漏水時の料金を減額する制度があります。
メーターボックス内の止水栓を閉めると、宅内のすべての水が止まります。止水栓にはレバー式とコック式があります。レバー式は逆方向に倒してください。コック式は90度右方向にまわしてください。古い止水栓は、固い場合がありますので、無理にまわさないように注意してください。
止水栓が閉まっている状態
(水を止める場合)
止水栓が開いている状態(通常時)
メーターボックス内の止水栓が開いているか確認してください。なお、3階建て以上の建物では、貯水槽が原因の場合がありますので、建物の所有者もしくは管理者にお問い合わせください。
雨などが降っていないにもかかわらず、不自然に路面が濡れていたり、水溜りができているときは、地下に埋設されている水道管からの漏水が疑われます。漏水は資源の浪費となるだけでなく、漏水している水道管は耐久性に欠け、地震などの発生で破損してしまう恐れがあります。道路上の漏水を発見した際には、お手数でも下記問い合わせ先(倉渕地域は倉渕支所農林建設課)までご連絡くださるようお願いいたします。
水道局工務課 維持管理担当
電話:027-321-1111
(倉渕地域:倉渕支所 電話:027-378-3111)
※夜間や土曜日・日曜日・祝日・祭日は宿日直が対応します。