本文
歴史的景観建造物登録制度
歴史的景観建造物登録制度
次の世代に残したい建造物を募集します
ふるさとの風景をつくり上げてきた歴史的な建造物を次世代に引き継ぐため、「歴史的景観建造物登録制度」を設け、その保全を支援しています。今年度も対象となる建造物を募集します。地域の貴重な景観資源となる歴史的な建造物を所有している人は、ぜひこの制度を活用してください。
登録の対象となる建物
登録の対象となる建物は、個人が所有する養蚕農家や町屋などの住宅と、それに付属する塀、門、蔵などで、次の全てに当てはまるものです。
- 原則として、築50年以上を経過している(昭和50年以前に建築されたもの)
- 所有者に保全・活用する意思がある
- 老朽化が著しくなく修復・活用が見込める
- 良好な景観形成に寄与している
- 国・県・市の指定重要文化財や登録有形文化財、景観重要建造物になっていない
申し込み方法など詳しくは、「令和7年度歴史的景観建造物の募集について」ページを確認してください。
補助金利用者の声
味のある街づくりのためにも活用してほしい 満島 肇さん(上里見町)
この蔵は大正時代に曽祖父が建てたもので、来年で築100年を迎えます。瓦の一部が傷み、外壁にヒビも出てきていた中、親戚がこの制度を利用したことを聞き、広報高崎などで情報を集めて利用してみることにしました。先祖から預かったこのような建物は、金銭面的に管理していくことが難しいこともあります。このような制度があれば、大切な建物を壊さずに済むうえ、味のある街づくりにも繋がると思います。
過去に、建造物の改修を行った所有者の声については「特定歴史的景観建造物等補助金の利用者の声」を確認してください。
問い合わせ先
景観室 電話027-321-1350