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美術館だより

ページID:0047097 更新日:2024年10月15日更新 印刷ページ表示

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市美術館企画展
生誕100年+ 福井良之助

作品をとおして生と死を見つめた画家・福井良之助の、生誕100年から1年を経た記念展です。

作品画像〈横顔〉

会期 9月21日(土曜日)〜11月10日(日曜日)

会場 市美術館(電話027-324-6125)

福井良之助は、1950年代から60年代にハリウッドスターが会いに来るくらい有名な版画家だったんですよ。しかし、版画家の後、油彩画家となります。私のおすすめは〈絶筆(未完)〉です。この作品で良之助は、死を間近に知りながら、人生を幸福に振り返っています。戦争に青春を奪われた傷を胸に、太く短く生き抜いた先に、光に満ちた世界を描くことができる人間は、なんて素晴らしいのだろう。そう思わずにはいられません。ぜひ、会場に足を運んで、この作品の前に立ってみてください!お待ちしています。

本企画展について詳しくは、市ホームページを確認してください。

 

市タワー美術館収蔵作品展
春夏秋冬◇四季巡り

四季折々の風景や情景を描いた作品を展示する、四季をテーマにした収蔵作品展です。

作品画像〈茄子〉

会期 9月28日(土曜日)〜11月17日(日曜日)

会場 市タワー美術館(電話027-330-3773)

体感している時は過酷だった夏の熱気も、冬には懐かしく思ったり、真冬の凍えるような空気を真夏に恋しいと思ったり、それぞれの季節の感覚を、作品を見ながら思い出していただければと思います。また、まだ遠い季節に思いをはせる時間を楽しみ「季節はまた巡る」ということを実感していただけたらうれしいです。私は、秋の味覚が描かれた、安田靫彦〈栗〉や山口華楊〈秋晴〉、上村松篁〈柿紅葉〉などの作品がおすすめです。秋のコーナーに展示してあるので、ぜひ探してみてくださいね。

本収蔵作品展について詳しくは、市ホームページを確認してください。

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