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高崎市児童相談所が開所しました

高崎の子どもは高崎で守る
高崎市児童相談所が10月1日に開所しました。子どもたちが呼びやすく、明るいイメージを持って来てもらえるよう願いを込めて、愛称は「ぱすてる」と命名しました。市独自の児童相談所の設置は、中核市で6番目。児童虐待や子どもに関するあらゆる相談に、より迅速に対応し、市の子育て支援サービスなどを活用した適切な支援を行います。


子どもに関するあらゆる相談を受け付け
子ども本人・家族・地域の人など、誰でも相談できます。匿名での相談もできます。子どもに関する悩みや気になることがあれば、気軽に相談してください。
| 主な相談内容 | 問い合わせ先 |
|---|---|
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こども救援課 救援担当 電話 027-345-5189、24時間 |
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こども発達支援課 家庭支援担当 電話 027-345-5191 |
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こども発達支援課 発達支援担当 電話 027-345-5192 |
| 里親に関すること |
こども発達支援課 里親支援担当 電話 027-345-5193 |
| 療育手帳に関すること |
こども救援課 心理支援担当 電話 027-345-5194 |
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こども発達支援課 総務企画担当 電話 027-345-5190 |
所在地
問屋町4丁目4番地1(JR高崎問屋町駅問屋口から徒歩2分)
開所時間
月曜〜金曜、午前8時30分〜午後5時15分(祝日、年末年始を除く)
10月1日に開所記念式典が行われました

10月1日、高崎市児童相談所の開所に伴い、記念式典が開催されました。式典には、市や警察関係者、地元住民や同相談所の外観壁面の壁画を描いた小中学生など約100人が参加しました。また、施設の愛称が「ぱすてる」に決定したことも発表。子どもたちが呼びやすく、親しみをもって訪れてもらえるように、子どもたちそれぞれの個性を尊重したいなどの思いが込められています。
式典で富岡市長は「虐待を受けている子どもを救うことは簡単なことではない。しかし虐待で子どもを亡くすのは絶対に無くしたい。子どもを守るためにベストを尽くす、行動する児童相談所にしたい」と語りました。

開所に伴い群馬県警察と連携
児童虐待対応についての連携強化に関する協定を締結
9月1日、市と群馬県警察は、児童虐待対応についての連携協定を締結しました。両者は今後、児童虐待案件について、それぞれが持つ情報を提供し、共有し合うことで、同案件の迅速で適切な対応につなげていきます。
児童虐待における合同訓練を実施しました
9月1日に締結した連携協定の一環として、現場での立ち入り調査を想定した合同訓練を9月17日に行いました。訓練は「近隣住民から毎晩、子どもの叫び声が聞こえるという通報を受理し、児童相談所職員が家庭訪問を実施。しかし、子どもへの面会を拒否されたため、警察に援助要請を行い、再度警察同行のもと家庭訪問する」という想定で行われました。本番さながらに激高する相手に対して職員らが冷静に事情を説明して立ち入り調査し、子どもの様子を確認しました。高崎市児童相談所では、拒否的な相手にも毅然とした態度で対応し、子どもの安全確保に努めていきます。






